瞬きひとつの
あいだの一生
僕たちはみんな一瞬の星
瞬きもせずに
息をすることさえ
惜しむかのように求めあう
ああ人は獣
牙も毒も棘もなく
ただ痛むための
涙だけを持って生まれた
裸すぎる獣たちだ
君を映す鏡の中
君を誉める歌はなくても
僕は誉める
君の知らぬ君に
ついていくつでも
あのささやかな人生を
良くは言わぬ人も
あるだろう
あのささやかな人生を
無駄となじる人も
あるだろう
でも僕は誉める
君の知らぬ君に
ついていくつでも
ああ人は獣
牙も毒も棘もなく
ただ痛むための
涙だけを持って生まれた
裸すぎる獣たちだ
触れようとされるだけで
痛む人は
火傷してるから
通り過ぎる街の中で
そんな人を見かけないか
あのささやかな人生は
もしかしたら僕に似ている
あのささやかな人生は
もしかしたら君だったのか
通り過ぎる街の中で
そんな人を見かけないか
瞬きひとつの
あいだの一生
僕たちはみんな一瞬の星
瞬きもせずに
息をすることさえ
惜しむかのように求めあう
ああ人は獣
牙も毒も棘もなく
ただ痛むための
涙だけを持って生まれた
裸すぎる獣たちだから
僕は誉める
君の知らぬ君に
ついていくつでも
瞬きひとつの
あいだの一生
僕たちはみんな一瞬の星
瞬きもせずに
息をすることさえ
惜しむかのように求めあう