こんな風にしかられたの
はじめて
つい「別れたい」と云った
「何故もっと素直に話を
聞こうとしないんだ」と
言い残して
冷めてる感じって
相手にも伝わるの
偶然の電話から
聴こえてしまった声
彼が帰ったあとの
冷たく響いたドア
うしろ姿は今日も
とても疲れていた
今頃見知らぬあの彼女と
背中を向けて
眠っているの?
それとも二人
別々の寝室で
ひとり目を覚ますの?
もうそんな事
考えるのはよそう
あなたの気持ちが そう
痛い程わかるから
今が楽しければ
楽しい程
いつか来る わかれの時が
つらくなるけれど
あなたとの事は
友達に話せない
話したら嫌われそうで
うまく弁解も
できそうにない
明日になったら
嫌いになれるのかな
でも本当に
叱ってくれるのは
あなただけだから
今日も あなたのことが
いちばん好きでした