僕は急いで コンビニまで駆けるから
君も急いでご飯を作ってくれよ
お腹も空いたし ビールも飲みたいなんて
わがままな僕を許してよ
僕は急いでコンビニへ駆ける
君はゆっくりご飯を作ってる
僕は急いで帰り道自転車こぐよ
君のかしてくれた自転車を
近いとはいっても この季節だから
手足の先がかじかむ
僕は寒くて部屋へ飛び込んだ
君はゆっくり味見をしてる
お帰りなさいと こちらを向いて
寒くないの?と僕を笑わせたんだ
僕らはいつまでも僕らはいつまでも
笑いあっていたいと願うけれど
旅立つ日が来るならば せめてこの時間よ
止まれとは言わないよ ゆっくり進め
僕は袋から ビールとプリンを取り出して
プリンを机に置きました
空き缶をかたづけない僕のことを
君はまだ怒っているだろうか?
どうして買ってくるの?と笑いながら
太っても私のせいじゃないわと
言ってるそばから蓋を開けている
その横でビールを ただ飲んでいるだけ
僕らはいつまでも僕らはいつまでも
些細な争いを出来るんだろうか?
旅立つ日が迫って寂しさ胸の奥へ
追いやろうと お互いは無理をするけど
なんだか切ないから テレビを付けてみても
見るでもなく聞くでもなく レンジが鳴って
彼女が戻ったなら ご飯を食べようか