戻らない破いてしまった日めくりカレンダー
長い影引きずって追ったボールも夢もさ
夏の空にね どんな顔していたって
形変わったってさ思い出にしまいたくない
終わりなき妄想空想破れぬカレンダー
それなのに汗もかかず僕ら何処へ向かうの?
日影なぞってさ歩いた帰り道
日焼なでるよな そよ風に感謝したのさ
巡り行く季節に溜まった日めくりカレンダー
草の匂い砂ぼこりが目に入った痛さを
忘れた過ぎ去った巡った
セミの声も スイカの味も夕立ちも
戻らない破いてしまった日めくりカレンダー
砂時計が止まらないことを いつ知ったんだ?
形ある全てのものに終わりがくるからさ
夜空で弾け飛ぶ花火の色は こんなにも輝いた