船ふねが一隻いっせき黒くろい波なみを打うつたくさんの景色眺けしきながめたい額縁がくぶちを選えらぶのは他人たにんかくれんぼ私わたしは果はてしない春はるの日差ひざしが私わたしを照てらすもう一度父いちどちちと話はなしたい晩年ばんねんのある男おとこの願ねがいかくれんぼ鬼おには出でてこない今日きょうという一日いちにちも最初さいしょから決きまってたことなのかかくれんぼ次つぎは君次第きみしだい