虹は静かな雨上がりに
低い雲を持ち上げるように
架かった僕らはときめくまま
屋上に駆け上がってみたね
幼い頃に描いた夢
その通りにはいかないけど
手を伸ばしたら君がいて
笑い合ったら風になった
夜の向こうに朝が来て
太陽燦々と輝いた
嫌な自分もいるんだけど
抱きしめ合う事も出来るだろう
腹が立ってへこむ事は
空の向こうへ投げてしまおうよ
Ah今日も感謝してます
風は若い秋の匂いで
青い稲穂をなびかせた
土手に咲いた彼岸花には
小さなトンボとまっていたんだ
君と見た景色が
心の中に溢れてる
手を繋いだら君笑って
ゆっくり未来へ歩いてった
何気ない日々の喜びが
キラキラと輝き出したんだ
好きな自分はどこまでも
嫌いな自分と友達さ
同じ入れ物に入って
同じ空気を吸って吐いて
Ah素直に今抱きしめたい
風が歌っているよ
虹をこえ空をこえ
君も聴いているかな
始まりのこのメロディーを
見えない力が
心と心繋いでいった
高く高く望んだ先
深く深く沈んだ最果て
行き着く場所に何があるんだ
始まりの光との出会いさ
嫌な現実もあるけれど
変えていく事も出来るだろう
雨雲が去った青空を
越えて明日に虹を架けようよ
Ah今日も感謝してます