SONG FOR A WISH

中島美嘉

涙なみだあふれて どうしようもなくて
消きえそうな夢ゆめ両手りょうてに抱かかえていた
そんな君きみへと私わたしができること
ただ心こころの限かぎり歌うたうことだけだよ

無力むりょくだと諦あきらめてしまえばきっと
どこかで出会であう君きみの瞳ひとみの悲かなしみに気付きづけない

だから明日あしたが雨あめでも私わたしは歌うたうよ
今いまよりもっと遠とおくへもっと
君きみが飛とべるように
そして明日あしたを夢見ゆめみて私わたしは祈いのるよ
希望きぼうの歌うたが たった一人ひとりの君きみを
笑顔えがおにできるまで

心疲こころつかれて立たち止どまったままで
見上みあげた空そらに願ねがいを託たくした夜よる
そんな私わたしに君きみからの「ありがとう」
輝かがやく星ほしになってこの胸むねにあるよ

優やさしさを知しるほど人ひとは強つよくなれる
君きみがくれた光ひかりで未来みらいへ続つづく道照みちてらしたい

だから明日あしたが雨あめでも私わたしは歌うたうよ
いつもそばに同おなじ気持きもちの
君きみを感かんじるから
折おれそうな翼つばさのまま私わたしは祈いのるよ
いつかきっと2人流ふたりながす涙なみだが
愛あいに届とどく日ひまで

だから明日あしたが雨あめでも私わたしは歌うたうよ
今いまよりもっと遠とおくへもっと
君きみが飛とべるように
そして明日あしたを夢見ゆめみて私わたしは祈いのるよ
希望きぼうの歌うたが たった一人ひとりの君きみを
笑顔えがおにできるまで