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一位の恋

山崎ハコ

なつわりのひぐらしわかれをげたらけてきた
わたし自慢じまんあかを そばでてほしかった
あなたはわずかひとなつ最後さいごいてはいなくなる
わたしにとまることもなくはなることもなく


あかべるとりたちはどくがあるぞとはなします
さびしい夕暮ゆうぐれひびいたのごえカナカナと
かぞえきれない季節きせつひいでるところはここかしら
なつにもゆきにもえてきたはかなこいもして

さびしさいちです