まぶたをとじて想おもい出だしてごらん君きみの故郷ふるさとの あの山やまや川かわを小こぶなを釣つった あれは春はるの小川おがわ赤あかい桑くわの実みを ほほばった夏なつを故郷ふるさとはいつも なつかしくふるさとは いつも暖あたたかく母かあさんのようだそのやさしい手てで君きみを なぐさめてくれるひとりで君きみが遠とおく離はなれてても君きみの心こころには故郷ふるさとがあるさ汽笛きてきが妙みょうに響ひびく秋あきの野末のずえそだ木ぎ燃もえてる あの炉辺ろばたの冬ふゆ故郷ふるさとはいつも なつかしくふるさとは いつも暖あたたかく母かあさんのようだそのやさしい眼めで君きみを見守みまもってくれる