夜が明ける前に

中島美嘉

はじめて自分じぶんに素直すなおになれたのは
この広ひろい世界せかいの中なかで あなたと出会であえたから
てと手てが触ふれ合あう あなたのその温ぬくもり
私わたしの中なかに流ながれた時とき愛いとしさで涙なみだ溢あふれた

一緒いっしょに咲さいていた並ならんで咲さいていた
何気なにげない日ひに あなたがいたこと
誰だれが運はこんだ奇跡きせきなんだろう

夜よるが明あける前まえに
思おもいが届とどきます様ように
あなたを愛あいする心こころに
永遠えいえんを見みつけた

明日あしたを信しんじる強つよさを持もてたのは
長ながい長ながい夜よるを越こえて あなたと出会であえたから

一緒いっしょに咲さいたから並ならんで咲さいたから
どんな時ときでも笑わらっていられた
あなたと照てらす明日あしただから

夜よるが明あける前まえに
思おもいが届とどきます様ように
あなたを愛あいする心こころに
永遠えいえんを見みつけた

生いきて行いく日ひも死しに行いく日ひでも
季節きせつは巡めぐって行いく かわらないもの
かえられないもの
今いまあなたがくれた愛あいが届とどく

夜よるが明あけた空そらに
今日きょうも光ひかり刺さすように
あなたを愛あいする心こころに
永遠えいえんを見みつけた永遠えいえんを見みつけた