家いえの囲まわりを野薔薇のばらの刺とげに守まもられては いるものの山鳴やまなりの響ひびきに怯おびえる指先ゆびさき一寸ちょっと震ふるえる山やまに映うつる街まちの影かげが夕日ゆうひと共ともに色褪いろあせるとミルク色いろの空そらから天使てんしが降おりて来きて肩かたをたたくあまい夢ゆめ・夢ゆめ・夢ゆめを見みさせて眠ねむりを揺ゆりを揺ゆり起おこさないで今いまも僕ぼくは眠ねむりつづけるララララ ラララララ家いえの周まわりを野薔薇のばらの棘とげに守まもられて眠ねむり続つづける頭あたまを駆かけ回まわる この暗くらいメロディー口くちずさむ家いえの囲まわりを野薔薇のばらの刺とげに守まもられては いるものの山鳴やまなりの響ひびきに怯おびえる指先ゆびさき一寸ちょっと震ふるえる