ランドマーク

Uru

「じゃあね、」ってこの手てを振ふった日ひ
何年なんねん後ごかに集あつまってさ
あの頃ころの僕ぼく達たちはただ若わかかったなって

ずっとそばにあった笑顔えがお
御守おまもりにしてた事ことは
隠かくしたまま確たしかめてた

あれからどんな道みちを選えらんで
どんな風ふうに歩あるいて
誰だれと出逢であってどんな事ことして笑わらっていたの
何なにを掴つかみ培つちかったの
集あつまった笑顔えがおに
そんな背景はいけいを静しずかに滲にじませて

時ときを跨またいでも変かわらないままで
もう一度いちど出逢であえるような青春せいしゅん
どこに行いったって迷まよわない
僕ぼくらの中なかにはランドマークが今いまでも
輝かがやいたまま

気きが付つけばみんな揃そろってて
日ひが暮くれるまでいた公園こうえん
くだらない事ことで笑わらっていた僕ぼくらが

車くるまの免許めんきょを取とってさ
お金かねも自分じぶんで稼かせいでさ
ずいぶん大人おとなになったなぁ
なぁ?

大人おとなになっていくって
良いい事ことばかりじゃないから
逃にげ出だしたくなる時ときもあるけど
それでもあの頃ころの僕ぼくらにちゃんと胸むねを張はりたい
なんて思おもえるんだよ

この先さきもまた涙なみだを流ながしたり
心こころが躍おどったり沈しずんだりもするでしょう
立たち止どまったって大丈夫だいじょうぶ
また帰かえった時ときには
一緒いっしょに笑わらい飛とばしてさ

時ときを跨またいでも変かわらないままで
もう一度いちど出逢であえるような青春せいしゅん
どこに行いったって迷まよわない
僕ぼくらの中なかにはランドマークが今いまでも
輝かがやいたまま