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ハクセキレイ

Uru

ひだりのポケットにみぎれるように
不自然ふしぜん格好かっこうぼくには似合にあってるとおもってた

そらとりたち電線でんせんまる二羽にわ
うらやむわけじゃなくてさ
なぁ、いてくれるかい

ぼくにもとなりにいてくれるひとがいる
一緒いっしょだな
君等きみらより ずっとあおいけれども

名前なまえってさ
不揃ふぞろいでもあいつむげば
一二いちに三四さんし大空おおぞら
そんなことかんがえている

まばたきをかえしてみても どうやらまぼろしじゃない
ぼく左半身ひだりはんしんつたわるれないあたたかさ
なぁ、大切たいせつなもの それはきっといまここにあるのだろう?

名前なまえがあってよかったなぁ
そのこえんでもらえるたび
一二いちに三四さんしばたいてみようか
そんなことおもえるのだから

しんじられるかい?
うつむいて一人ひとり落書らくがきをしてたぼく

いつかあののように
いまはまだ ちょっとあおいけれども

名前なまえってさ
不揃ふぞろいでもあいつむげば
一二いちに三四さんし大空おおぞら
そんなことかんがえている

そんなことかんがえている