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娘より(MBS開局記念 新春ドラマ特別企画「しあわせの記憶」主題歌)

Uru

をつないでかえっていく
家族かぞくうし姿すがた
おもいをせる窓越まどごしに一人ひとり

かおたびめたりもした
やさしくされるのもいやだった
トゲだらけのかないはな

だけどなにかえさず
かえってくればいつでもそこに
わらない居場所いばしょつくってくれていたよね

けられればないでと
ってかれればてよとった
裏返うらがえしでもあいしてくれた
いま色褪いろあせない記憶きおく

本当ほんとうはずっとさびしかった
しずかなよるはじめて
仕事しごとがえりのちいさな背中せなか

わざとはなれてあるいてた
綺麗きれいふくしかった
あなたのおもひとつもわからないまま

まわりのひとくらべられぬよう
かなしいおもいをさせてしまわぬよう
自分じぶんのことはあとまわして
すべてをそそいでくれた

どんなにとおはなれたとしても
ともこした日々ひびがここにあるから
大丈夫だいじょうぶだよつながっていける
どこにいてもずっと そばで

もっと一緒いっしょにいてしいと
裸足はだしいかけていたとき
なみだながして「本当ほんとうにごめんね」と
つよきしめた

大切たいせつなにかをまもるために
つたつづけてくれていたのなら
やっととどいたよ ちゃんととどいたよ
すこおそくてごめんね

どんなにとおはなれたとしても
あいされた記憶きおくがここにあるから
さびしくないよつながっていける
どこにいてもずっと そばで