長いあいだ待ちこがれてた
あたしにでも だれか残っているかと
こんないい年になってもしまっても
おとぎばなしじみたことを信じて
あきらめかけては気をとり直して待ちこがれ続けてた
やっと運命の人に逢えたなんて勝手に思い込んだ
夢はいつでも あたしの味方
あたしに都合のいいことばかりよ
夢はいつでも あたしの味方
悲しいことなど何もない
でも………夢だったんだね
身の程少し思い知っていたら
人生に悲しみは ほとんどないのに
願いと予感はまちがえやすい
信頼と期待はあまりにも似ている
必要とされることがあったよと舞いあがって空に感謝したよ
夢はいつでも あたしの味方
あたしに都合のいいことばかりよ
夢はいつでも あたしの味方
悲しいことなど何もない
でも………夢だったんだね
今までみたいに恋のはじめから
疑ってかかれば良かったのに
帰りつける腕がほしいだなんて
きっと少し寒さに疲れていたのね
べつに驚くほどのこともないけど
今度はちょっとダメージ大きいみたいよ
夢はいつでも あたしの味方
あたしに都合のいいことばかりよ
夢はいつでも あたしの味方
悲しいことなど何もない
夢はいつでも あたしの味方
悲しいことなど何もない
……夢だったんだね