木の葉の小さい
小さい ささやきに
母さんの母さんの声がある
泣いてる私を私を なぐさめて
背中をなぜてた声がある
一人でいる時その声が
何時でも静かに
よみがえる よみがえる
毎朝出かける
出かける町角に
母さんの母さんの影がある
だまって眺めて眺めて近づくと
手を振り消えてく影がある
消えても心に その影が
一日ゆれては
残ってる残ってる
知らない小鳥の
小鳥の さえずりに
母さんの母さんの歌がある
二人で散歩の散歩の裏道で
灯りに聞かせた歌がある
さみしさ励ます その歌が
何時でも何処かで
聞こえてる聞こえてる