初はじめ浮気うわきで中頃なかごろ好すきで今いまじゃ真しんから首くびったけ女おんなごころと浅間あさまの山やまは胸むねの炎ほのおで身みを焦こがす旅たびへ出でたなら風かぜ吹ふくままにどうせ男おとこは気きまま鳥とり思おもい出だすよに草鞋わらじのひもにつけて行いきゃんせ紅べにの糸いと小諸こもろ追分おいわけ別わかれの唄うたも霧きりに消きえ行いく三度笠さんどがさ私わたししゃ信濃しなのの あの山陰さんいんで咲さいて待まちます そばの花はな