ああ また七つの海を渡って来る
女神達の声
ねえ ほら風に合わせてハーモニー今
訪れたばかりの夏たたえて歌いだす
小径駆けて行く少年の手には
まだ萌えて間もない葉をつけた
枝が握られている
麗しい薫り夢を運ぶその青さ
(恋なら始まり) ときめかせて
(陽光は女神の)金のベール
たたずむ私の指先にゆるく
たわむれる光夏のジュエリー
ああ空廻る翼があったら夢
連れてすぐにでも
愛する人のもとへ翔けて行きたい
そんな気持ちがするのは女神のせいかな
(時をとびこえて)愛のために
(生まれてくるのは) アフロディーテ
夏へのドアを開けて走り抜けた
少年の様な髪で
たたずむ私の指先にゆるく
たわむれる光夏のジュエリー
ああ また七つの海を渡って来る
女神達のくれた夏たたえて歌いだす