悲かなしさまぎらす この酒さけを誰だれが名付なづけた夢ゆめ追おい酒ざけとあなた なぜなぜ わたしを捨すてたみんなあげてつくした その果はてに夜よるの酒場さかばで ひとり泣なく死しぬまで一緒いっしょと信しんじてたわたし馬鹿ばかです馬鹿ばかでしたあなたなぜなぜ わたしを捨すてた指ゆびをからめ眠ねむった幸さちわせを思おもいださせる流ながし唄うたおまえと呼よばれた気きがしたの雨あめににじんだ酒場さかばの小窓こまどあなたなぜなぜ わたしを捨すてたじんとお酒さけ心こころに燃もえさせて夢ゆめを追おいましょ もう一度いちど