花はなから花はなを飛とぶ蝶ちょうもたそがれ宿やどる花はなの宿やど甘あまい夜風よかぜに星ほしの歌うたけれど けれど燃もえる心こころの宿やどはいずこ乙女おとめの慕したう君きみはいずこ夢ゆめみる君きみは月つき今宵こよいいずこの空そらに在ましますやかりが鳴なく夜よるを露つゆの夜よるを恋こいし遠とおし燃もえるこころの宿やどはいずこ乙女おとめの慕したう君きみはいずこ独ひとりで空そらを ゆく月つきも時雨しぐれれて宿やどる雲くもの陰かげ銀ぎんのひかりの銀ぎんの夢ゆめけれど けれど燃もえるこころの宿やどはいずこ乙女おとめの慕したう君きみはいずこ