山やまの牧場ぼくじょうの夕暮ゆうぐれに雁かりが飛とんでる ただ一羽いちわ私わたしもひとり ただひとり馬あおの背中せなかに眼めをさましイヤッホー イヤッホーお花畑はなばたけの まひるどき百舌もずが鳴ないてる雲くもの上うえ私わたしはひとり ただひとり遠とおい都とを思おもい出だしイヤッホー イヤッホー山やまの湖みずうみ白樺しらかばの影かげが揺ゆらめく静しずけさよ私わたしはひとり ただひとり恋こいしい人ひとの名なを呼よんでイヤッホー イヤッホー山やまの牧場ぼくじょうの星ほしの夜よる風かぜに揺ゆれてる灯あかりは私わたしとおなじ ただひとり泣なけば悲かなしい山彦やまびこがイヤッホー イヤッホーイヤッホー イヤッホー