恋こいの残のこり火び港みなとの灯あかり消きえりゃ心こころも闇やみになるさんさ時雨しぐれか みれんの雨あめかあなた待まつ身みに濡ぬれかかるさんさ さんさと濡ぬれかかる想おもうまいよと瞼まぶたをとじりゃとじた瞼まぶたに うかぶ影かげさんさ降ふれ降ふれ涙なみだのしぐれとても独ひとりじゃ眠ねむれない肌はだが寒さむくて眠ねむれない山やまに埋うめよか野のに捨すてようか海うみに流ながそか この恋こいをさんさ みちのく情なさけの港みなと逢あう日ひ待まとうと啼なくかもめ待まてば逢あえると啼なくかもめ