つよくなろうと つぶやいたそんな自分じぶんが可愛かわいくて涙なみだぬぐった その指ゆびを砂すなにまぶして指輪ゆびわをつくる哀かなしい癖くせを おぼえていたら私わたしと遊あそぼう塩屋しおやのかもめ海うみがあんまり広ひろいから嘘うそがつけなく なるんだねとてもあいつが恋こいしいと白しろい貝殻かいがら並ならべて書かくの子供こどものように素直すなおになった私わたしと語かたろう塩屋しおやの海うみよ負まけちゃだめよと ささやいたひとり自分じぶんに うなずいた波なみをのりこえ波なみがくる海うみをみてると勇気ゆうきが出でるの逢あえないつらさ こらえて生いきる私わたしと歌うたおう塩屋しおやの灯あかり