00:00:33
(高木秋人)焦らず ゆっくりか~。
00:00:35
そう言われると 逆に燃えるよな。
00:00:38
(真城最高)亜豆に言われて やる気
出してるんじゃ 駄目だけどな。
00:00:41
いいんじゃね? 見吉なんて…。
00:00:44
(見吉香耶)
元気出して! 次! 次!
00:00:46
…だぜ。 プレッシャーで余計やる気
出ないって 分かってねえのかな。
00:00:51
間違ってないじゃん。
まさしく 元気出して次 だろ?
00:00:56
次か…。
00:00:58
連載が終わったあとの次
大事だし 難しいぞ。
00:01:02
ああ。
00:01:04
何だかんだで 「ジャックSQ.」で 連載
続いてるKOOGYが うらやましいよ。
00:01:09
≪エイジなんて もう雲の上の存在。
00:01:13
でも 負けてらんねえ。
00:01:15
頑張って 今度こそ 追い抜こうぜ。
00:01:18
おう!
00:01:22
♪♪~
00:01:29
♪♪~
(オープニングテーマ)
00:01:42
♪♪~
00:02:06
♪♪~
00:02:34
♪♪~
00:02:59
まずは 読み切り?
00:03:01
そっ。 一度読み切りで試して
人気を取れたら連載にもってく。
00:03:06
慎重だなあ。 亜豆に
ゆっくりやれって言われたから?
00:03:09
違うって。 連載で2本続けて
失敗したら 後がなくなる。
00:03:14
だから 石橋を叩く。
00:03:17
確実に… か。
00:03:19
高浜さんの
「Business Boy ケンイチ」みたいに→
00:03:22
読み切り2位で連載ネーム作れたら
理想的だよなあ。
00:03:26
まずは ビシッとした読み切り1本。
00:03:29
学校もないし
じっくり練って考えようぜ。
00:03:32
あっ 大学
八名大学経済学部な。
00:03:35
経済学部って
俺たちには全然 意味ないな。
00:03:39
つ~か受かるのかよ 俺。
00:03:41
英語と国語の2教科だし
俺が教えるから問題ない。
00:03:45
そうか。
00:03:47
この事 見吉には言った?
あ…。
00:03:50
うん 行く行く~。
勉強教えて。
00:03:53
[TEL]わ… 分かった。 明日からな。
00:03:58
(相田総一)
港浦 次の連載会議のネーム
何も回さない気か?
00:04:02
(港浦吾郎)ああっ はい…。
00:04:04
すみません。 高浜君の
2月じゃ 間に合わなくて…。
00:04:07
亜城木と高浜
金の卵2組も抱えてるんだ。
00:04:12
しっかりやれよ。
00:04:16
金の卵か…。
00:04:19
心の声
確かに 誰が見たって 今いる
新人の中じゃ 頭1つ出てる。→
00:04:25
早く連載させないと…。
00:04:29
僕は 読み切りで試して
確実にやるべきだと思います。
00:04:33
おっ どうしたんだ 真城君。
らしくないな。
00:04:37
早く連載した方が
いいに決まってるだろ。
00:04:40
編集部も読者も
亜城木夢叶に期待してる。→
00:04:43
やるからには連載を目指すべきだ。
00:04:48
読み切りにしたって
人気が取れた場合→
00:04:51
連載ネームがあるとないとでは
全然 違うだろ。→
00:04:54
編集部の方で試した方がいいって
なれば 読み切りもあるが→
00:04:58
あくまでも連載を目標に
描いてもらわなきゃ困る。
00:05:01
判断は こちらに任せて
連載ネームを描いてくれよ。
00:05:05
はい!
00:05:07
シュージン。
00:05:09
ただ 今 何を描いていいかが
全く分からなくて。
00:05:13
ああ そうだな。
僕としては 次の作品は…→
00:05:17
ギャグマンガが いいと思う。
(最高 秋人)ギャグ?!
00:05:21
ちょっと… それはないんじゃ…。
00:05:24
そうですよ。
何でだ?
00:05:26
ギャグを増やした「TRAP」の
ラスト2話目と3話目→
00:05:29
どちらも13位に上がっただろ。
00:05:32
それはそうですけど…。 17位が
13位に上がっただけですよね。
00:05:37
あそこから 13位は すごいぞ。
セリフ回しも面白かった!
00:05:41
高木君には
かなりのギャグセンスがある。
00:05:44
僕に ギャグセンスですか?
ああ。 高木君の笑いは武器になる。
00:05:48
心の声
違う…。 シュージンの才能が
生きるのは そっちじゃない。
00:05:53
フッ! ギャグか…。
00:05:58
現状 「ジャック」の人気マンガは
シリアスなバトルものが多い。
00:06:02
そこにガチで挑んでも
勝てないと考えた方がいい。
00:06:05
なるほど。 確かに…。
00:06:07
いや ガチで挑むのは
心の声
悪い事じゃないだろ。→
00:06:10
話が すり替わってる。
00:06:14
港浦さん 駄目だな。
駄目? 何で?
00:06:18
絶対 今は連載ネームより
連載につながる読み切りだって!
00:06:22
同じようなもんじゃん。
00:06:24
(服部 哲)おっ!
あ…。
服部さん。
00:06:26
連載 終わったばかりなのに
頑張ってるな。
00:06:30
服部さん!
ん?
00:06:33
服部さんだったら 僕たちに
連載ネームと連載を狙う読み切りの→
00:06:38
どちらを描かせますか?
おい サイコー…。
00:06:41
難しい問題だが…。
君たちの担当は 港浦だろ?
00:06:46
港浦のいない所で
僕の考えを言うのは良くない。
00:06:50
今 ここで言えるのは 担当と
口論するのは 悪い事じゃない。
00:06:56
それくらいだな。
じゃ!
00:06:59
ありがとうございます。
00:07:02
港浦さん
笑いが好きなだけなんだよ。
00:07:05
言うとおりにやってたんじゃ
駄目だって。
00:07:07
けどさ 港浦さんだって
親身にやってくれてるだろ?
00:07:11
親身には なってくれてるよ。
自分の事みたいに 一生懸命!
00:07:15
でも 方向を間違ってるんじゃ
話にならない!
00:07:18
声 でかいって。
00:07:20
シュージン 港浦さんの言うとおりに
やる気か?
00:07:27
確かに ギャグって言われた時は
俺も違うって思ったけど。
00:07:33
そのあと おだてられて…。
だろ?
00:07:37
こうなったら
かっこつけてる場合じゃないよな。
00:07:40
(新妻エイジ)お~ 高木先生
グッドイブニング…。
00:07:44
新妻さん ライバルとして聞きます!
エイジ?!
心の声
00:07:46
亜城木夢叶の描くギャグマンガ
読みたいですか?
00:07:52
亜城木先生の描いたマンガなら
何でも読んでみたいですけど…。
00:07:57
[TEL]「けど」?
00:07:59
高木先生の魅力が発揮されるのは
ギャグより エグイ話。→
00:08:05
僕は 亜城木先生の
エグイ話が読みたいです。
00:08:10
ありがとうございます。
00:08:12
エグイ話がいいって。
エグイ?!
00:08:15
それって どんなだよ…。
00:08:19
「この世は金と知恵」…。
00:08:21
あれか…。 エグイな。 速報で一瞬でも
エイジの上を行った唯一の作品。
00:08:27
服部さんも俺たちには ああいう
方が合ってるって言ってた。
00:08:32
やべ~な。
港浦さん はずれっぽいじゃん。
00:08:36
だから 口論するのは ありだって。
00:08:39
俺たちは 正しいと思うやり方で
港浦さんと戦っていくしかない。
00:08:47
[TEL]
00:08:59
(中井巧朗)中井です。
[TEL](蒼樹 紅)こんにちは。
00:09:03
次の作品 考えてますか?
[TEL](蒼樹)いいえ。→
00:09:07
私はもう 「ジャック」で描く事は…。
00:09:10
[TEL](中井)「ジャック」では描かないって
どういう事ですか?
00:09:15
少女マンガを 自分の絵で描こうと
思っています。
00:09:18
[TEL](中井)そ そんな…。
もう一度 僕と…。
00:09:24
中井さんの絵は すてきで
とても才能があると思います。
00:09:29
私より その絵を生かしてくれる
原作で描くべきだと…。
00:09:33
僕は 蒼樹さんの原作でやりたい。
00:09:38
私じゃなくても… いえ…。
00:09:42
[TEL](蒼樹)私じゃない方が
いいと思います。→
00:09:45
なぜ 私なんですか?
00:09:47
そ… それは…。
00:09:51
蒼樹さんを好きだから!
00:09:58
[TEL](蒼樹)作画する中井さん…→
00:10:00
マンガ家としての中井さんを
尊敬しています。
00:10:04
でも ごめんなさい。
男性としては…。
00:10:18
[TEL]
00:10:21
(山久雅和)
「週刊少年ジャック」の山久です。
00:10:24
[TEL](蒼樹)はい。
00:10:26
まだ相田さんから
聞いてないんですか?
00:10:28
[TEL](山久)蒼樹さんの担当
僕になりました。
00:10:31
是非 近いうちに打ち合わせをと
思いまして。
00:10:34
[TEL](蒼樹)あの…
私もう「ジャック」では…。
00:10:37
何言ってるんですか。
もったいない!
00:10:39
「マグノリア」で描いた蒼樹さんの
読み切り 読ませて頂きました。
00:10:43
こういうの
「ジャック」で やりましょう!
00:10:46
恋愛する人たちの心情を
蒼樹さんの絵で情緒たっぷりに!
00:10:50
絶対 いけますよ!
00:10:52
「ジャック」で恋愛ものですか?
[TEL](山久)はい!
00:10:56
あとは毎週3カット以上→
00:10:58
女の子の下着を見せてくれれば
OKです!
00:11:01
えっ?!
[TEL](山久)
絶対です! 絶対 受けます!→
00:11:03
「ジャック」には常にある
少しエッチなマンガ。→
00:11:07
これは必要不可欠で
需要のあるジャンルです。→
00:11:11
僕を信じて下さい!
やりましょう!
00:11:15
相田さ~ん 担当替わった事→
00:11:18
蒼樹さんに
言ってなかったんですか?
00:11:20
昨日決まった事だろ?
引き継ぎするから待ってろって。
00:11:24
(山久)もう本人と話しました。
えっ!
00:11:26
(山久)彼女 「ジャック」でやりますよ!
すげ~のを!
00:11:29
うひょ~ 早く読みて~!
00:11:31
まあ 新人編集は あれぐらい
がむしゃらじゃないとな。
00:11:36
それに比べて…。
00:11:38
港浦! お前 何やってんだ。
モタモタやってると すぐ抜かれるぞ!
00:11:43
えっ…。
亜城木の契約書 早く出せ。→
00:11:46
俺まで上に言われたじゃないか。
あっ すみません。 つい忘れて…。
00:11:51
「つい」って…。 お前な~!
すぐに サインもらいます!
00:11:57
も~。 何で日本人なのに
英語勉強しなきゃいけないのよ~。
00:12:03
うるさい! ガキみたいな へ理屈
言ってね~で 黙ってやれよ!
00:12:07
怖っ! 最近 高木 機嫌悪すぎ…。
00:12:11
[TEL]
00:12:14
港浦さんだ!
00:12:16
(港浦)悪いな こんな時間に。
00:12:19
いえ。
それじゃ 契約書を片づけて…。
00:12:23
あの その前に… 僕には
ギャグは合ってないと思うんです。
00:12:27
言ったろ。 結果が出てる。
合ってるよ。
00:12:31
シリアスで やりたいんです!
笑いは自然に入れる程度で。
00:12:35
何? もうシリアスで描いてるの?
00:12:37
いえ。 それは まだですけど…。
00:12:40
だったら 言うとおりに
やってくれ! 僕が担当なんだ!
00:12:45
何の根拠もなく
言ってるんじゃない。
00:12:47
連載を終えた作家が
次の作品を描く場合→
00:12:51
前作が 大ヒットであっても
作風は変えるべきだ。
00:12:54
作風は変えます。
でも高木の長所を生かすのは→
00:12:57
笑いじゃないと思います。
僕が間違ってるって言うのか?!
00:13:03
(2人)はい!
00:13:05
作家が担当を信じてくれないん
じゃ いいものはできない!
00:13:09
僕も そう思います!
00:13:15
2… 2本描きます!
00:13:19
ギャグっぽいのと シリアスなの!
00:13:28
1人の作家が2本同時に連載ネームを
回すなんて 聞いた事がない。→
00:13:33
回せるのは1本だけだ。
だったら…→
00:13:37
ネームが2本できた時点で→
00:13:39
他の方にも見てもらうわけには
いかないんでしょうか?
00:13:44
そんなに僕のマンガを見る目が
信用できないのか?
00:13:49
どっちのネームが面白いか
聞いて回るなんて→
00:13:54
そんな みっともない まね
できるわけないだろ!
00:13:56
おいおい…。
大声出すなら ロビーでやれよ。
00:14:00
し… 失礼しました。
00:14:05
服部さんが担当なら
心の声
こんな事には…。
00:14:10
(港浦)いいだろう…。
00:14:13
3月上旬までに連載ネーム2本
それぞれ3話ずつ→
00:14:18
つまり6話分だ。
半端な出来では 会議は通らない。
00:14:22
分かってるな?
分かりました。
00:14:26
はあ~ なんか余計に
気まずくなっただけじゃん。
00:14:30
それでも 自分たちの
やりたいもので やる姿勢は→
00:14:33
崩すべきじゃない。
港浦さんと ケンカになっても。
00:14:36
つ~か もう半分なってるだろ。
00:14:39
そうか。 ケンカしてもいいなら…。
えっ 何だよ?
00:14:44
まだ 手はある。
00:14:46
(見吉)え~っ?!
勉強 やめちゃうの?
00:14:50
入試まで もう1週間ないんだよ?
00:14:52
受験より今はこっち。
つ~か 邪魔しないで。
00:14:55
にしても シュージン すげ~な。
何で急に こんなアイデア 出んだよ。
00:15:00
追い詰められると不思議と
出てくる。 スイッチが入った感じ。
00:15:04
「TRAP」やったのも でかい。 何気に
ネーム描くコツが身についてる。
00:15:09
「俺2人」… 面白~よ これ。
私にも見せて。
00:15:33
(見吉)なんかSF?
高木っぽくて面白い。
00:15:37
うん。 続きが読みたい。
これだと ギャグって事になるか?
00:15:41
いや 先を考えると
それは シリアスで行くべき。
00:15:45
それに ギャグの方は
もう頭の中にできてる。
00:15:48
すごっ!
どんな話?
00:15:50
タイトルは 「HITMAN10」。
00:15:53
大富豪が世界の殺し屋トップ10を
割り出して→
00:15:57
ばく大な報酬で殺し合いをさせる。
00:16:00
1人でも引き受けたら 他の9人も
いつ殺されるか分からないから→
00:16:04
参加せざるをえない。
00:16:06
主人公は それに巻き込まれる
若き殺し屋。
00:16:10
殺しの達人が入り乱れ
ナンバーワンを決める壮絶なバトル!
00:16:16
なんか シリアスっぽくないか?
00:16:18
いや。 設定が ぶっ飛んでる分
ギャグに持っていきやすい。
00:16:23
やっぱ 高木って才能ある~。
ますます ほれちゃう。
00:16:27
その才能もプロの中に入ると
かすんじまうけどな。
00:16:32
厳しい世界だぜ。
00:16:34
かっこいい~。
00:16:41
俺 昨日 寝てね~。
00:16:43
一夜漬けで受験勉強って
無理あるわ~。
00:16:46
ちげ~よ。 ネームやってたんだって。
00:16:51
心の声
おいおい…。
00:16:53
3人そろって 合格だよ~!
00:16:56
そうか。
心の声
寝てても受かる大学って…。
00:17:00
あんたたち
もう少し喜びなさいよ~。
00:17:02
しらけるわね~。
あの~ 見吉さん?
00:17:06
見吉さん?
ベタと トーン
やってもらえませんか?
00:17:11
合格発表の日にベタって…。
高いわよ。
00:17:16
じゃあ 時給2,000円くらいで
お願いします。
00:17:19
冗談だって。 あんたたちから
お金取って どうすんのよ。
00:17:23
見吉…。
00:17:27
(2人)ありがとな。
礼は いらね~ぜ。
00:17:31
ん? ベタと トーンって…
今度出すのは ネームでしょ?→
00:17:35
何で原稿 描いてるの?
00:17:42
やっぱ人間 やる気だな。
00:17:44
とにかく やる事は 全てやった。
港浦さんに電話するぞ。
ああ。
00:17:55
心の声
「HITMAN10」 笑いが くどすぎて→
00:17:58
せっかくの設定が
ぶち壊しになってた。
00:18:01
やっぱり シュージンの良さが
生きるのは…。
00:18:04
うん! すごいな。 両方面白いよ。
00:18:08
少し直せば
堂々と連載会議に回せる出来だ。
00:18:11
心の声
両方?
どう考えても「俺2人」の方が…。
00:18:15
心の声
どっちだ?
港浦さんは どっちを…。
00:18:20
うん…
「HITMAN10」で連載を狙おう!
00:18:25
よし! これを会議で
確実に通るよう 練っていこうか。
00:18:29
心の声
駄目だ…。
この人は やっぱり はずれ…。→
00:18:33
何を言っても無駄なんだ。
(吉田幸司)亜城木君。→
00:18:37
何 月例賞なんかに応募してんの?
月例賞?!
00:18:45
回想
そうか。 ケンカしてもいいなら…。
えっ 何だよ?
00:18:50
まだ 手はある。
00:18:53
月例賞?!
これって新人賞だろう。
00:18:56
ああ。 ここに出せば
担当の班の編集と→
00:19:00
副編クラス以上の人が読んでくれる。
00:19:02
しかも次は エイジが審査員。
00:19:05
正直 港浦さんの評価より
当てになると思う。
00:19:08
でも さすがに港浦さんを
通さないのは まずいんじゃ…。
00:19:12
だから ケンカになってもいいなら
って言ったじゃん。
00:19:15
もちろん連載ネームも
2作分きちんと描く。
00:19:18
3… 3作描くのかよ。
00:19:21
きついか?
00:19:23
不思議だな。
むちゃなほど燃えてくる。
00:19:27
やってやるよ。
3本とも すげ~のを!
00:19:31
どれを連載にしていいか
迷うくらいにしてやろうぜ!
00:19:34
おう!
00:19:36
聞いてないぞ!
僕を通さずに何やってんだ!
00:19:39
僕たちは一度
読み切りで試したいんです。
00:19:42
常識で考えろ! 連載経験のある
作家が 月例賞なんて→
00:19:46
他の応募者たちが
かわいそうだろ!
00:19:48
賞は いりません!
審査してほしいんです。
00:19:50
新妻エイジに!
00:19:54
僕より新妻君の方が
マンガを見る目があるって事か!
00:19:57
新妻さんに「CROW」は描けても
港浦さんには描けない!
00:20:00
(吉田)真城君
それ言っちゃ駄目だ。
00:20:03
(瓶子副編集長)服部。
00:20:06
何で僕が? 港浦と亜城木君の
問題じゃないですか。
00:20:10
港浦も まだ青いし
亜城木君は もっと青い。
00:20:15
どうするんだ? どうしても
審査しろって言うなら→
00:20:18
上と相談してみるが。
賞に出す出さない以前に→
00:20:22
作家として問題がある!
そっからですよ!
00:20:24
港浦! 落ち着け。
00:20:26
高木君と真城君も
港浦の立場を考えろ。
00:20:30
もう そこまで子供じゃないだろ。
で でも…。
00:20:35
作家は 担当から言われたとおりに
やるしかないんですか?
00:20:39
そうだ。 反論があれば
担当に正面から言うべき。
00:20:44
全ての原稿は
担当を通すのが筋だ。
00:20:48
(港浦)分かりました。 月例賞に
出した方は 審査してもらい→
00:20:53
自分は 亜城木君と
これで連載を狙います。
00:20:55
何を言ってんだ 港浦。
00:20:57
そして もし その読み切りが
本誌に載って→
00:21:00
そのまま連載になったら…→
00:21:02
僕は 編集を辞めます!
00:21:06
港浦 それは ひきょうだろ。→
00:21:09
自分のやり方を反省する
というのなら構わないが→
00:21:13
辞めるなんて嫌みになるだけだ。
00:21:16
そうですね。 すみません…。→
00:21:20
でも 大丈夫です。
00:21:23
「HITMAN10」
やっぱり面白いと思います。
00:21:27
こっちを必ず連載にしてみせます。
00:21:29
分かった。
じゃ こっちの話をつけてくるか。
00:21:39
あの… 勝手な事をして
すみませんでした。
00:21:43
全くだ。 これで連載ネームが
つまらなかったら→
00:21:47
ただじゃ おかなかったぞ。
ハハハ…。
00:21:52
まず 亜城木君
「これ以上問題になるような事は→
00:21:56
起こしてくれるな」だそうだ。
(最高 秋人)はい。
00:22:00
(吉田)
で この原稿に関してだが…→
00:22:03
審査してもいいが賞は取らせない。
00:22:05
読み切りとして優れていると
判断されれば 本誌掲載もする。
00:22:10
はい! お願いします!
(吉田)ただし→
00:22:13
4月の連載会議に出された連載
ネームが つまらない出来だったら→
00:22:18
読み切りの方を優先したと見なし
掲載はしない。→
00:22:21
しっかりした連載ネームを出せば
その時点で 読み切りと比較し→
00:22:26
どちらを載せるのが ふさわしいか
判断する。→
00:22:29
つまり 読み切りが掲載される
としても 会議以降だって事だ。
00:22:34
まずは… 連載ネームに
全力を尽くせって事だな!
00:22:38
(2人)はい!
00:22:40
分かりました。
僕も それでいいです。
00:22:44
「HITMAN10」連載会議に出せるよう
しっかりやるぞ。
00:22:47
(2人)はい!
00:22:49
(港浦)
まず ゴールド・リッチの大富豪ぶりを
もっと大げさに→
00:22:52
面白おかしく増やした方がいい。
僕も そう思ったんですけど…。
00:22:57
心の声
わずか1か月半で 連載ネーム2作に
読み切りの完成原稿…。→
00:23:02
変わらないな…。 この2人は
このままで いいのかもしれない。
00:23:10
♪♪~
(エンディングテーマ)
00:23:18
♪♪~
00:25:34
<ピーター・ドラッカー。→
00:25:37
マネジメントの父と呼ばれる
経営学の大家。→
00:25:41
その著書「マネジメント」は 現代ビジネスマンの
バイブルといわれている。→
00:25:47
これは その「マネジメント」を手にした
一人の女子高生が→
00:25:52
ごく普通の野球部を→
00:25:54
夏の甲子園大会に導くまでの
物語である>
00:26:00
♪♪~