00:00:04
{\an8}(ライヒワイン)
あれから酒に
00:00:05
{\an8}手 出しちゃいない
だろうな?
00:00:07
{\an8}(リヒァルト)
飲んでませんよ
00:00:08
{\an8}1滴もね
00:00:09
(ライヒワイン)結構だ
00:00:11
酒さえ飲まなきゃ あんた
また やり直せる男なんだ
00:00:15
(リヒァルト)週に一度
こうして先生に会ってたら
00:00:18
酒なんて飲めませんよ
00:00:20
雷が恐ろしくてね
00:00:22
(ライヒワイン)雷とは何だ!
00:00:24
私のは れっきとした
カウンセリングだ
00:00:27
(リヒァルト)
まっ 酒飲む暇もないんですよ
00:00:30
探偵に転職して 初の大仕事が
舞い込んだんでね
00:00:34
(ライヒワイン)大仕事?
00:00:36
(リヒァルト)
先生 こいつ どう思います?
00:00:39
(ライヒワイン)どうって何が?
00:00:41
Dr.(ドクター)ライヒワインの
観相術をもってすると
00:00:44
こいつは どんな男ですか?
00:00:46
観相術だと? リヒァルト
00:00:49
私を占い師か何かと
勘違いしてるんじゃないのか?
00:00:53
だって 評判じゃないですか
00:00:56
先生は人の顔を見りゃ一発で
性格を言い当てるって
00:01:00
(ライヒワイン)
それは長年にわたる⸺
00:01:01
クライエントとの面接の成果だ
00:01:04
(リヒァルト)
じゃ その面接の成果ってやつで
00:01:07
そいつが詐欺師かどうか
見てくださいよ
00:01:10
詐欺師?
00:01:12
フン こりゃダメだ
詐欺師をやれる顔じゃない
00:01:17
もし やったとしても
すぐにボロが出るタイプだ
00:01:21
(リヒァルト)ほうほう…
じゃ 自殺する可能性は?
00:01:24
(ライヒワイン)
それも まずないな
00:01:26
この手の顔は自殺とは程遠いよ
00:01:29
そう きっぱり言われると
妙に説得力あるな
00:01:33
その観相術も
00:01:35
面接の成果だ
00:01:38
で この男が どうかしたのか?
00:01:41
(リヒァルト)
ハンス・ハンスゲオルグ・ハンスゲオルグシューバルト…
00:01:43
シューバルト?
00:01:44
先生 知ってますよね?
00:01:47
ああ 大金持ちの…
あの“バイエルンの吸血鬼”か
00:01:52
(リヒァルト)そう
依頼人は あの大富豪でね
00:01:56
この写真の男
エドムント・エドムントファーレンは
00:01:59
事もあろうに
彼の息子をかたったんですよ
00:02:03
(ライヒワイン)
フン すぐにボロが出ただろ?
00:02:06
いや シューバルトは
完全に信じ込んじまった
00:02:09
(ライヒワイン)んっ?
00:02:10
えらく巧妙にだましてましたよ
00:02:13
偽者であると突き止めるのに
一苦労でした
00:02:17
ただ まだ謎が残ってるんです
00:02:21
なぜ こいつが
00:02:22
シューバルトが信じ込むほど
息子の存在と経歴を知っていたのか
00:02:27
そんなことは本人に
聞いてみりゃいいじゃないか
00:02:30
いや 実は既に
自殺しちゃってるんですよ こいつ
00:02:37
♪~
00:03:52
~♪
00:04:06
(リヒァルト)いいじゃないか
マルティン
00:04:09
古い付き合いだろ
00:04:12
エドムント・エドムントファーレンの
遺書ぐらい見せてくれよ
00:04:14
(マルティン)
筆跡鑑定は済んでいます
00:04:17
間違いなく本人の書いたものです
00:04:20
部外者の あなたに
見せる必要はありません
00:04:23
第1発見者のカール・カールノイマンと
ロッテ・ロッテフランク
00:04:27
彼らは確か ファーレンの
アルバイト仲間だよな?
00:04:31
(マルティン)ただの友人ですよ
00:04:32
ただの友人ねえ…
00:04:35
で そっちは どうだい?
相変わらずかい?
00:04:38
ええ 体がいくつあっても
足りませんよ
00:04:42
あなたの後を引き継いで以来
ほとんど休みなしの状態ですよ
00:04:46
フフフフッ
00:04:48
“のろまのマルティン”も
偉くなったもんだな
00:04:51
(マルティン)その呼び名は
やめてもらいます
00:04:53
(リヒァルト)ん?
00:04:54
(マルティン)私たちは もう
上司でも部下でもないんですから
00:04:57
(リヒァルト)
おいおい マルティン…
00:04:59
(マルティン)あの時 我々が
どれほど苦労したか
00:05:01
分かってないようですね
00:05:04
せっかく時間をかけて逮捕寸前まで
こぎ着けた連続殺人犯を
00:05:08
酒に酔った あなたが
射殺してしまった
00:05:12
あの後始末の苦労を…
00:05:16
お引き取り願いましょうか
00:05:18
こんな ただの自殺に
関わっているほど
00:05:21
我々は暇じゃないんでね
00:05:25
あっ 現場に行ってみたいんだが
00:05:29
現場の保存は
ちゃんと やってるんだろな?
00:05:32
(マルティン)
別に 事件じゃありませんからね
00:05:34
もう許可を出しました
00:05:36
今日あたり 仏の荷物を
引き払っているでしょう
00:05:41
(リヒァルト)ったく!
00:05:43
のろまのマルティンが いつから
そんなに手際よくなりやがった
00:05:49
(ドアの開く音)
00:05:52
(リヒァルト)
フゥ… 間に合ったか
00:05:54
(管理人)もうすぐ業者が
引き取りに来るんですけどねえ
00:05:57
(リヒァルト)
ああ… ほんの2~3分だけ
00:06:06
この管にロープをつったんだな
00:06:11
この机で最後に遺書を書いたのか…
00:06:16
執筆中の論文か
00:06:19
「悲劇の誕生」「過程と実在」
「世界観の心理学」
00:06:25
なるほど
哲学科の学生らしい本棚だ
00:06:30
ここらが 今 書いてた論文の資料か
00:06:34
ん? こりゃ
「ガリア戦記」じゃないか
00:06:38
何で1冊だけ関係ない本が…
00:06:42
スペイン語? いやラテン語か?
さっぱり読めない
00:06:46
あ?
00:06:50
まっさらな本なのに
ここだけアンダーライン…
00:06:54
(作業員)204号室… ああ ここだ
00:06:57
(作業員)おい 段ボール
もっと 持ってこい
00:07:00
(作業員)はい
00:07:02
(作業員)本から先に
段ボールに詰めるんだ
00:07:04
(作業員)分かりました
00:07:05
(リヒァルト)ご苦労さまです
00:07:07
(作業員)あの…
この机 どうしますか?
00:07:08
(作業員)あ~ そりゃ こっちだな
00:07:10
(作業員)はい
00:07:19
(学生)はい?
00:07:20
ちょっと 隣の部屋のことで
聞きたいんだが…
00:07:23
知ってることは全部 話しましたよ
00:07:26
あっ いやいや…
私は警察じゃなく探偵なんだ
00:07:29
誰だろうと迷惑なんですよ
あした レポートの提出日なのに
00:07:34
隣の騒ぎのおかげで ここんとこ
集中できなかったんだから!
00:07:37
ああ 分かった 分かった
じゃ 1つだけ
00:07:41
この2人 お隣のファーレンと
親しかったかい?
00:07:44
さあ? この下宿では
見かけたことないな
00:07:48
隣の彼 友人は
そんなに いなかったみたいだし
00:07:52
(リヒァルト)そう…
(学生)もう いいですね
00:07:54
(リヒァルト)あーっ ちょちょ…
ちょっと あと1つだけ
00:07:58
何ですか もう~!
00:08:00
これ 訳してくれないかな
このアンダーラインのとこ
00:08:04
はあ?
00:08:06
(学生)冗談じゃないですよ
00:08:08
単位 落としたら
責任 取ってもらいますからね
00:08:11
(リヒァルト)悪いな
00:08:13
(学生)えーと…
“できない これ以上”
00:08:17
(リヒァルト)ほうほう
00:08:18
“欺くことは”
00:08:20
(リヒァルト)ふん ふんふん…
00:08:21
んっ?
00:08:24
何だっけ? それ
00:08:25
(学生)知りませんよ!
これで もういいでしょう
00:08:28
“できない これ以上 欺くことは”
00:08:33
どこかで聞いたことがあるぞ
00:08:53
(ヨハン)
君も ここが好きなのかい?
00:09:03
(カール)やあ 君は確か ヨハン
00:09:06
(ヨハン)上がっておいでよ
00:09:08
ここからのほうが
もっと景色がよく見える
00:09:11
ああ
00:09:21
あっ ありがと よっ ああ…
00:09:28
うわっ ちょっと怖いな
00:09:31
(ヨハン)怖くなんかないさ
00:09:33
(鐘の音)
00:09:37
(カール)お… おい よせ
00:09:42
よせったら
00:09:43
よせったら! 危ないよ!
00:09:49
(ヨハン)よく ここへ来るの?
00:09:51
あ… ああ…
00:09:54
この時間になると
家に明かりが ともりだすだろ?
00:09:59
家族が家に帰ってくる
00:10:02
どこからともなく
夕げのにおいがしてくる
00:10:06
憧れなんだ 僕の
00:10:08
(ヨハン)憧れ?
00:10:09
ああ 僕は子供の頃から
そういうの なかったから
00:10:15
君の家族って どんなだった?
00:10:20
あ… ごめん
気に障ること聞いちゃったかな
00:10:25
実は僕 子供の頃から
里親に引き取られて…
00:10:30
(ヨハン)よかったら
聞かせてくれないか?
00:10:32
えっ?
00:10:34
(ヨハン)君の話…
00:10:42
(リヒァルト)
何のこたあない これだ!
00:10:45
“これ以上 欺くことはできない”
00:10:47
ファーレンの遺書の文章だ いや…
00:10:52
あれは遺書なんかじゃない
00:10:54
本の この1行を訳して
書き写しただけだ
00:11:04
(カール)これが僕の生い立ちさ
00:11:07
ちょっと湿っぽくなっちゃったけど
00:11:11
不思議だ 君が相手だと
何でも話せちゃうよ
00:11:17
(ヨハン)今の君の話…
00:11:18
大金持ちの父親って
シューバルトのことかい?
00:11:31
(カール)ん? はっ…
00:11:42
あ… 僕のために…
00:11:46
{\an8}泣いてくれるのか?
00:11:54
(ロッテ)ねえ 何とかしなきゃ
00:11:57
私 シューバルトの
身の回りの世話してて
00:12:01
心配でしょうがないの
00:12:03
(ロッテ)ファーレンの自殺以来
食事も ろくにとらないんだから
00:12:09
このままじゃ 今度は
あの人が死んじゃうわ
00:12:14
カール あなたが本当の息子だって
名乗り出てみる?
00:12:19
僕は 彼がどんな人間か
見たかっただけだ
00:12:24
もし 僕が彼に
本当のことを告げたら
00:12:28
きっと彼は 僕のことを
金目当てで現れた男だと思うだろう
00:12:31
きっと彼は 僕のことを
金目当てで現れた男だと思うだろう
00:12:31
{\an8}(子供たちの騒ぎ声)
00:12:34
シューバルトは そういう人間だ
00:12:37
全ては金だ
00:12:39
彼に僕の気持ちなど
分かりはしない
00:12:43
(ロッテ)でも何とかしなきゃ
00:12:45
あなたの実の父親が
絶望の淵で苦しんでいるのよ
00:12:52
(ヨハン)
なるほど そういうことか
00:12:55
(2人)えっ?
00:12:57
(ヨハン)
それなら いい考えがあるよ
00:13:07
(リヒァルト)“もうこれ以上
欺くことはできない”
00:13:10
ファーレンの残した文は
遺書なんかじゃなかった
00:13:14
彼の部屋にあった
このラテン語の本…
00:13:17
「ガリア戦記」のアンダーラインを
引いてある部分を
00:13:20
訳しただけだったんですよ
00:13:22
どうやら こりゃ自殺じゃない
00:13:25
確証はありません
00:13:27
長年 刑事をやっていた
私の勘ですがね
00:13:36
聞いてるんですか
シューバルトさん
00:13:39
元気がないようですけど…
00:13:41
(シューバルト)もう… いいんだ
00:13:44
はあ?
00:13:46
もう… いいんだよ
00:13:50
何 言ってるんですか
よかないですよ!
00:13:54
もし彼の死が自殺でないとしたら
00:13:56
あなたの身にも
危険が降りかかるかもしれない
00:14:00
彼は… 彼は 私の息子だったんだ
00:14:06
ちょ… ちょっと待ってください
前に報告したでしょう
00:14:10
彼の出生地も生い立ちも
あなたとは何の関係もない
00:14:15
彼は偽者です!
00:14:17
確かにファーレンは人がよくて
00:14:20
詐欺を働くような人間じゃなかった
00:14:23
だが現に彼は
あなたを だまそうとした
00:14:27
(ドアの開く音)
00:14:29
(クンツ)旦那様は お疲れです
この辺で お引き取りを
00:14:34
調査は ここで打ち切りなんてのは
ごめんですよ
00:14:38
別に 転職後 初めての
高額ギャラの仕事が
00:14:41
惜しいわけじゃない
00:14:43
私は感じるんです
00:14:45
背後にある 何かもっと
大きな悪意をね
00:14:50
(シューバルト)人生には…
00:14:54
人生には
00:14:56
二度と やり直しの利かない
ことがある
00:15:03
君に 分かるかね?
00:15:09
分かります よーくね
00:15:13
調査は続けますよ
00:15:16
いいですね
00:15:20
(子供たちの遊ぶ声)
00:15:22
(カール)子供の権利条約?
00:15:25
(ヨハン)そう 弱者たる子供の
人権を守るための⸺
00:15:30
国際的保障の
共通基準とでもいうかな…
00:15:34
今 僕が取り組んでいる
テーマなんだ
00:15:37
とはいっても 施設の子供の
世話をする このボランティアは
00:15:42
それとは関係なく
好きでやってるんだけどね
00:15:46
で さっきの話の続き 聞かせてよ
00:15:49
シューバルトが
過去3回 破産して…
00:15:53
ああ その3回とも一時的に失踪し
00:15:58
そして再び姿を現した時
猛然と巻き返しを図っている
00:16:05
僕が毎週 金曜日の
読書のアルバイトをしている時
00:16:09
彼から それらしい話を
聞いたことがあるんだ
00:16:12
(ロッテ)その失踪していた時の
行き先も聞いたの?
00:16:15
(ヨハン)ああ
00:16:17
そこに彼を連れていけば
いいってことね
00:16:19
誰にでも 元気になれる場所はある
00:16:23
例えば 君が大学の屋上から
家並みを眺めるようにね
00:16:28
え?
00:16:36
(ロッテ)クンツさん
00:16:37
洗面所の排水口が
詰まってるみたいなの
00:16:40
ちょっと見てくださる?
00:16:43
その洗面台なんですけど…
00:16:47
(クンツ)ん?
00:16:52
んー… ロッテ
どこが調子悪いんですか?
00:17:01
おい 開けなさい ふざけないで
00:17:05
何 考えてんだ?
00:17:09
(走る足音)
00:17:11
ああっ あっ!
00:17:12
ううっ ぐっ ぐぐっ… うっ
00:17:16
おい! 開けろ こら!
旦那様に何をするつもりだ!
00:17:21
旦那様は目が不自由なんだぞ!
00:17:23
開けろ!
誘拐だ! 誘拐犯だー!
00:17:28
(ロッテ)ハァッ…
00:17:32
オーケー ばっちり作戦成功!
00:17:34
よし 行こう
00:17:35
どこへ連れていく気だ?
00:17:38
(ロッテ)いいとこよ
00:17:49
(リヒァルト)あんたが
00:17:50
マルゴット・マルゴットランガー
じゃないことは分かってる
00:17:53
ただ 死んだファーレンの情報が
欲しいだけなんだ
00:17:57
彼は ここに現れたんだろ?
00:17:59
(偽マルゴット)ファーレンって
どっちの子だい?
00:18:02
(リヒァルト)どっち?
00:18:03
2組 来たんだよ
00:18:06
シューバルトの息子だって
言うのがね
00:18:09
ブロンドのほうかい?
それとも黒髪のほうかい?
00:18:13
(リヒァルト)黒髪?
00:18:15
黒髪のほうは
女の子と一緒に来たよ
00:18:18
こんなところに
女の子連れで来るとはねえ
00:18:22
黒髪と… 女の子?
00:18:25
その2人って まさか この…
00:18:29
ああ そうそう
00:18:33
この青年が…
00:18:34
シューバルトの息子と
名乗ったんだと?
00:18:42
本当に ここなのか?
00:18:44
間違いないわ この辺りよ
00:18:47
どこに連れてきたんだ?
00:18:50
(カール)あっ あ…
00:18:52
それが その…
オーベンベルクの森なんですけど…
00:19:00
あ… あなたを
元気づけようと… 思って
00:19:07
降ろしてくれ
00:19:16
池は見えるか?
00:19:18
(カール)あ… ええ…
00:19:20
森の紅葉は美しいか?
00:19:23
(ロッテ)あ… ええ とても…
00:19:42
ミソサザイは?
00:19:45
ミソサザイのさえずりが
聞こえないぞ
00:19:51
申し訳… ありません
00:19:55
ここは もう 工業地…
00:19:59
(ヨハン)聞こえないですか?
00:20:01
(カール)え?
(ロッテ)あ…
00:20:02
よーく 耳を澄ましてみてください
00:20:06
こんなに美しく鳴いているのに
00:20:15
木立の中にリンゴがたくさん
落ちているんですね
00:20:24
手を
00:20:38
(ヨハン)
こっちに来てみてください
00:20:42
何という光景だ
00:20:45
紅葉が西日を受けて
燃え上がるようです
00:20:49
それが鏡のように静かな水面(みなも)に
映し出されて…
00:20:55
見えるでしょう?
信じられません
00:20:59
こんな光景があったなんて
00:21:03
(カール)は… あっ
00:21:10
(鳥のさえずり)
00:21:15
(シューバルト)見える…
00:21:17
見えるよ
00:21:38
(リヒァルト)ちょっと待て
あんた さっき 何と言った?
00:21:41
(偽マルゴット)んー?
00:21:43
ここに現れたのは2組って言ったな
00:21:46
黒髪の青年は女の子を連れてきた
00:21:49
じゃあ ファーレンも
1人で来たんじゃないのか?
00:21:52
(偽マルゴット)ああ
ブロンドのほうも2人連れだった
00:21:59
あんたの言う
そのファーレンって子は
00:22:02
ろくに しゃべれなかったよ
00:22:04
友達と名乗ってる青年のほうが
詳しい話をし始めた
00:22:09
どっちかっていうと…
00:22:12
フフフフッ…
00:22:14
そいつが もしシューバルトの
息子だって名乗れば
00:22:18
あたしゃ信じたね
00:22:22
誰なんだ そいつは…
00:22:28
{\an8}♪~
00:23:33
{\an8}~♪